ヨーロッパ旅行記1日目
中欧1日目!
初めてのヨーロッパです。
アジアやアメリカなど、6か国旅行したことがある私ですが、ヨーロッパは初めてです。てか6か国も行ったのか。金もなくなるわけだ。
お金も時間も消費しているにも関わらず、覚えているのはごくわずか。脳の狭さが悔やまれます。来世は前頭葉が発達している美少女に生まれ変わりたい。
そのため日記を書こうと奮起したわけです。
さて飽きっぽい私がすべての日を書くことができるのでしょうか?!
(ちなみに私は「できない」に1万円をかけたいと思います)
さあ、一日目がはじまりました。
朝の8時頃を目安に空港に集合!ということで、家を出発しましたが問題発生。
タクシーがない。
電話をかけても「空車はありません」としかつながりません。なんだと。5時代だぞ。一台くらいあってもいいじゃないか。
怒りと不安を抱えながら、タクシー会社へ電話しまくります。しかし結局つかまらず、乗りたい電車は見送ることにしました。次の電車に乗るためには6時にタクシーに乗らなくてはなりません。6時なら!あるっしょ!高校の時は6時に起きてたよ!
なかった。
ここまで来ると「田舎に住んでる私が悪いんだ……」と自己嫌悪にかられます。どうしようと途方に暮れる私ですが、諦めてるヒマはありません。片っ端からかけていきます。
そしてようやく一台つかまりました!タクシーに飛び乗って駅へ向かいます。
しかしこの運転手さん、道はなんだか遠回りだし、おつりは間違えるしで(しかも私が慌てて気づかなかった)、とんでもない人でした。ですが車内で愛想よく話してくれたのですべて許してしまった。イライラしてた私の気持ちをなだめてくれたんだ…と思うと責められませんでした(※なだめてません)。愛想大事。
またここで一つ問題発生します。
目的の電車に乗れませんでした。
目の前で発車される気持ちわかります?
えっ…えっ?
と電車を見て、また見たからね。
二回見ても同じでした。電車は去っていきました。
顔面蒼白になる私。慌てて調べますが、次の電車の乗り換えまで三分しかない。
無理に決まってるんだろ。
こちとら10キロ近くのキャリーケースを持ってるんだぞ。それ持って3分で乗り換えって鬼畜極まりない。しかも隣のホーム出発ならまだしも、階段のぼって、改札出て、またのぼっていかなくちゃいけない…そんなの無理に決まってる……
やりとげました。
あの時ほど勇ましい姿をした私はいなかったと思う。がんばった、超がんばった。
電車を降りた先が階段という、死神も真っ青な不幸具合でした。10キロ持って駆け上りました。そのまま走って乗り換えの電車へ。電車に乗るころには軽く筋肉痛でした。筋肉もびっくりしてたことでしょう。私もびっくりしたわ。
色々とトラブルがありましたが無事に空港へ辿り着きました!
1か月ぶりに会うバームさん※です。昨日までなんと国家試験を受け、家に帰った後にすぐにパッキングしたらしいです。ハードすぎるでしょ。
※友人に自分の仮名を考えてほしいとお願いしたら「バーム」という返事が来ました。おそらく目の前にバームロールがあったからだと思います。
友「タクシー大変だったね」
私「いやあなたの苦労と比べたら…お疲れさまっす」
私立文系の私には到底理解できない苦労があったのでしょう。勉強のしすぎで皮がめくれるとか何事だよ。国家試験の次の日に旅行をするって何事だよ。
Eチケットをもらい、添乗員さんとお話します。ここでなんと!添乗員さんと、私の名字が!同じという偶然!!
「へえ」くらいの感想しか聞こえてきませんが、まあいいでしょう。この喜びは誰にも分かるまい(悔し涙)
そのあとは酔い止めを購入したり、換金したりして、いざ荷物検査!…とのことですが、さすが私です。平和でいくはずがありません。
パスポートをなくします。
おっちょこちょいを具現化したような私ですが、これは笑えないミスです。一番なくしてはいけないものをなくしました。換金所まで戻ったりして探しますが、ありません。どこだよ…と冷や汗をかきますが、普通にリュックのポッケに入ってました。
私が友人だったらこの時点で帰ってる。本当に申し訳ない、ありがとう(私信)
ここからは空の旅です♡ 13時間♡ 腰がくだける♡
映画に疎すぎる私は、ベイマックスを見てました。だいすきベイマックス。映画館で三回も見た映画です。そして三回とも泣いた。飛行機内でも泣いてました。いい映画や。トイストーリーでは泣けないですが、ベイマックスは号泣する。なぜだろうと脳内でディベートを開きながら時間をつぶしました。
そして今回は初めてゲームを持ってきました。アクションだとボタンの音がうるさいので「どうぶつの森」を持ってきました。はじめからにして、村を作り直します。
これいいわ。何で今まで持ってこなかったのだろう。ゲームめちゃくちゃはかどります。村がどんどん出来ていきます。唯一の失敗は、充電の電圧が120Vまでだったので、私が行く国では使えなかったということです。任天堂さん何とかしてください。
13時間も座ってると腰が痛くて仕方ないですね。特に書くこともないので、機内食の写真でも貼っておきます。
寝たり、映画を見たり、ゲームをしたりで13時間が過ぎました。しかしここで終わりではありません。フランクフルトで乗り換えです。
初のドイツですが、特に思い出はありません。おいしそうな空港だなという、馬鹿っぽい感想で失礼します。
そこから1時間くらいでブタペストへ到着です!この時点で6時!日本との時差は約8時間なので、夜中の2時くらいですね。そりゃ体も悲鳴をあげるわけだわ。
そのままバスに乗り込み、ホテルまで揺られます。
ちなみに、この日記書いているの、旅行6日目なんですが、もう初日のこと忘れてます。記憶の手がかりになると思ってカメラを見直しますが、なんと一枚もなかった。よほど疲れていたのでしょう。
とりあえず鮮明に覚えているのは、二人部屋なのに
ベッドが四つあったことくらいです。
この日はぐっすりと眠れた……らよかったのですが、時差ボケと壁が薄すぎて全然眠れませんでした。
ヨーロッパのホテルはめっちゃ壁が薄いらしいです。この日はまだよかったのですが、次の日、本当に酷い事件が起きました。今度書くので是非読んでください。(引きのつもり)
こう書き出してみると、なかなか前途多難な旅行ですね(主に私が)
母に「生きて帰ってこい」と言われたので、無事に帰れるよう頑張りたいと思います。