社会人Aの毎日

合言葉は「大学生は人生の夏休み」

3日目:2カ国を股にかける少女♡

3日目

 

ハンガリーを出発してブラチスラバに向かいます!

 

ブラチスラバはスロヴァキアの首都で、とても小さな街とのこと。自由時間は約2時間です。

窓の外を眺めながら、ハンガリーに別れを告げます。素敵な思い出をありがとう。

冬のせいかもしれませんが、どこか寂しさを漂わせる町並みは、歩いててノルスタジックな気分になりました。一つ一つの建物が静かに佇んでいて、冬の寂しさがとても似合ってました。

 

車窓から見える風景は、緑と茶色が永遠と続いてました。時おり、水田と川が見えるくらいです。そして今日は昨日とうってかわって晴れ。ぽかぽかしています。寝るしかないよね!ジョンのせいで全然ねれなかったしね!!

※1つ前の日記 参照

 

うとうとしながら、3時間弱でブラチスラバに到着です!

 

「近代的な建物と、歴史的な建物がごちゃまぜになったような街」

これが私の第一印象でした。

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ブラチスラバ入ってすぐに目に付くのはUFOのような形をした建物。ここには展望レストランがあるとか。

そこは素通りし、ブラチスラバ城に行きます。テーブルをひっくり返ってような形をした城と言われています。

最近修復が完了し、新しく塗り替えられたそうです。マリアテレジアが愛した黄みがかった色が塗られているとのことでしたが、修復後は真っ白に塗られたそうです。どんまいテレジア。

感想?感想はうーんと、「でかいな…」っていうくらいでしょうか。あ、そうそう空がきれいでしたね。晴れてよかったよかった。

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以上です。

 

そのあとは広場まで案内してもらい自由時間です!

小さな街並みということなので1時間30分くらいでした。私たちの目的は、青い教会!

その名の通り、青いおもちゃのような教会です。自称 ファンタジー大好き少女なので是非見てみたいと思いました。22歳は少女じゃない?うるさいよ。

 

歩いて5分くらいということなので、教会→スロヴァキア料理の昼ご飯にしよう!と余裕ぶっこいてましたが……

 

 

迷った。

 

 20分くらい歩きましたが着く気配がありません。大きな通りに出れば、教会だし見えるんじゃない?!と思って大通りを目指します。なんとか出ましたが、教会っぽいものが三つもありました。

そんなにお祈りする場所いるか?!と一つずつ調べます。しかし三つとも違う教会だと分かったときは殺意がわきました。

 

あと五分歩いて見つからなかったら引き返そうと思いながら歩いていると、

「←青い教会」

とスロヴァキア語で書いてあるのを発見!

わかるか!観光客にも優しくしてや!せめて写真とか載せよう?!

心でクレームを言いながら小走りで行きます。そして何とかたどり着きました。

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残念ながら中に入ることはできなかったのですが、外側から見れて大満足です!

パステルカラーの青を基調とした教会は、ファンタジーの世界を見ているようでした。ゴシック様式ビザンツ様式など何かの様式に沿って建設されたものも素敵だとは思います。しかしこのように一風変わったデザインがあってもいいなあと思いました。

まあこんな教会があってもお祈りする人がいなそうですが。私だったらしない、効果うすそうだもの←

 

そのあと急いで待ち合わせの広場へ。残り20分です。お腹はぺこぺこです。

目の前にはマックと、スロヴァキア料理の店、二軒あります。

ちなみにスロヴァキア料理は肉料理です。焼きあがるまでに時間がかかるでしょう。小学生でも分かる問題ですね。

さあ二人はどちらにするのか…?

 

スロヴァキア料理になりました。

 

 

なんでだと思う? 私たちもテーブルに座って首をかしげてました。

はやくこいと言いながら、そわそわして待ちます。たぶん一部始終を見てた人ならこう言うでしょう。「マック行けよ」と。 

残り五分になってやっと料理が運ばれてきました。無言で口に詰め込みます。ポテトも野菜美味しかったです。肉もなんの肉か分かりませんが美味しかったです。

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この文章では伝わりづらいと思うのですが、本当に美味しかったので立ち上がれませんでした。頭の中の良心は「はやく清算しなさい…待ち合わせ時間に遅れますよ…」と囁いているのですが、空腹には勝てません。良心を蹴飛ばして、ひたすら昼ご飯を味わいます。

 

気づいた時には3分くらい時間が過ぎていました。待ち合わせ場所は、私たちがいる店の前だったのですが、見る限り全員そろっていません。

これはいける…!(※いけてません)と立ち上がり私は外へ、友人は清算しました。

そして添乗員さんのところまで走り伝えます。

 

「いま! いま! チェックしてます!!」

 

たぶんルー大柴の魂が一瞬だけ憑依したのでしょう。中途半端な英語を含んだ報告をしました。そして予想通りまだ人数はそろっていなかったので、怒られずにすみました。よかったよかった。



良い子はマネしないでください。

 

全員そろったのでバスに乗り込み、ウィーンへ向かいます!

お腹いっぱいなのでぐっすりでした。満腹なのはいいことですね。

目が覚めたらウィーンに到着しておりました。お土産屋さんまで案内され、そこのフロアについて説明されました。

世界でも有名なスワロフスキー、これはオーストリアのものなんですね。たくさんの宝石がきらきら光っていました。しかし私の馬鹿目には、スワロフスキーを見ても小学生の頃に集めていたきらきらのおもちゃにしか見えません。わかりますか、アクリルの、縁日とかで売ってたやつ。懐かしいですね。

縁日と高級宝石店を一緒にすんな!という正論が飛んできそうなので、このへんで黙りたいと思います。

 

ここからは自由時間→希望者だけ皆で夕食→少しだけ自由時間→ホテル

 

という感じでした。最初の自由時間はシュテファン寺院へ行きました。

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ウィーンのど真ん中にある巨大な寺院です。人が多く、薄暗いためスリに気を付けながら歩いていきます。

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中は重厚感あふれる造りで、さすがオーストリアの目玉の観光地だと納得せざる得ませんでした。しかし、どこか物足りなさを感じてしまいます。やはりガイドさんがいるのといないのとでは全然違うのだと思い知らされました。

ステンドグラスや壁に描かれた絵の人物は? なぜこの寺院が造られたのか?

そういうことを知らず眺めているだけというのは、寂しいことだと思うのです。せっかくお金を払ってここまで来てるのに、その土地の物語を知れないというのは酷くもったいない。

 

何が言いたいかっていうと、ぐぐれよってことですね。はい。

 

そのあと大きなマカロンを購入したり、だらだらと街を見たりして待ち合わせ場所へ。

添乗員さんおすすめの店へ行き夕食です。オーストリアは子羊の肉が有名らしく、それが夕食となりました。羊と聞いて生臭いのかな?と思いましたがそんなことはなく、ポークに近い味がしました。美味しかったです。それにしても昼夜、肉料理って攻めてますね。デブなんて声は聞こえませんよ。

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同じツアーの学生さんともお話しでき、とても楽しい夜になりました。

こういう繋がりがあるのはいいものですね。ご縁を感じます。

 

ご飯のあとは、「ザッハー」というオーストリア1有名なザッハトルテのお店へ行きます。そこでザッハトルテとワインを購入し。待ち合わせ場世へ歩いていきました。ちなみに一番小さいサイズでも3000円くらいします。さて、感情が欠落している私の家族は喜んでくれるのでしょうか?

 

ワインは今日の夜、友人と飲むために購入です。だいたい1000円くらいでした。

全体的に割高ですが、世界から見ても名高い店の一つです。せっかく来たなら…という合言葉を唱えながら買ってしまいました。引き落としが怖い。

 

そのあとはホテルへ!

ワインで飲み会をする予定でしたが、疲れていたのでしょう。友人は風呂にも入らず、そのまま寝てしまいました。マカロンとワインを冷蔵庫の中に入れ、私も布団にもぐります。今日のホテルはそれなりに防音がしっかりしており、たっぷりと寝れそうです。

 


ほどよい疲れと、満腹感は最高の快眠の材料となりますね。そのまま夢も見ることなくぐっすりと眠りにつきました。


静かな夜って素晴らしい!!!!ジョンもいないしな!!!(切実)

※1つ前の日記 参照